パーソナルジムは月2回でも意味ある?運動初心者におすすめの頻度
更新日:10 時間前
「パーソナルジムって、月2回だけ通っても意味があるの?」
「せっかく通うなら、週2〜3回行かないと効果がないのでは?」
パーソナルジムを検討している方の中には、このように考えている方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、運動初心者やこれまで運動習慣がなかった方なら、パーソナルジムに月2回通うことにも意味があります。
ただし、月2回で十分かどうかは、その人の現在地と目的によって変わります。
例えば、これまで週2〜3回運動していた方が月2回だけになれば、運動量は減少します。
一方、これまでほとんど運動習慣がなかった方が月2回から運動を始めるのであれば、それは「0回」から「月2回」への大きな変化です。
特に、
「運動が苦手」「続けられる自信がない」「まずは無理なく始めてみたい」
という方にとって、約2週間に1回という頻度は、運動を始める心理的なハードルを下げる選択肢のひとつになります。
今回は、京都・烏丸御池で10年以上パーソナルトレーニング指導に携わってきた経験をもとに、「パーソナルジムは月2回でも意味があるのか?」を目的別に解説します。
パーソナルジムは月2回でも意味がある?

私の答えは、「人による。ただし、これまで運動習慣がなかった方なら、月2回から始めることにも十分意味がある」です。
ここで大切なのは、「月2回」という数字だけを見るのではなく、
今までどれくらい運動していたのか
を見ることです。
これまで定期的に運動していた方が月2回まで頻度を落とせば、以前より運動量が減り、身体の張りや運動パフォーマンスなどに変化を感じる可能性があります。
一方、これまでほとんど運動していなかった方なら、月2回でも身体を動かし、筋肉に刺激を入れる機会が新しく生まれます。
運動したことで気分が変わり、
「今日は少し歩いて帰ろう」 「階段を使ってみよう」 「次のトレーニングまで少し意識してみよう」
と、日常生活そのものが少しアクティブになることもあります。
月2回のパーソナルトレーニングは、単に月2回身体を動かすだけではなく、運動習慣を作る“きっかけ”として活用することもできるのです。 月2回のパーソナルジムで期待できること
では、実際に月2回のパーソナルジムでは、どのようなことが期待できるのでしょうか。
特に、これまで運動習慣がなかった方であれば、
・運動を始めるきっかけを作る ・定期的に身体を動かす機会を作る ・トレーナーにフォームを確認してもらう ・日常生活でも身体を動かす意識を持つきっかけにする
といった活用ができます。
一方で、短期間で大きく身体を変えたい方や、筋肉を増やすためにトレーニング量を多く確保したい方などは、月2回では足りない場合もあります。
大切なのは、「月2回で効果がある・ない」と一律に考えるのではなく、自分の現在地と目的に対して、月2回という頻度が合っているかを考えることです。
厚生労働省も「今より少しでも多く身体を動かす」ことを推奨

もちろん、健康づくりという観点では「月2回運動すれば、それだけで十分」というわけではありません。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人について、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上(約8,000歩以上に相当)、筋力トレーニングを週2〜3日行うことなどが推奨されています。
つまり、月2回のパーソナルトレーニングだけで、国が示す身体活動・運動の目安をすべて満たせるわけではありません。
ただし、このガイドには非常に大切な考え方も書かれています。
それが、個人差を踏まえて「可能なものから取り組む」「今よりも少しでも多く身体を動かす」という考え方です。
現在の身体活動量が少ない人ほど、今より少し身体活動を増やすことにも健康上の意味があるとされています。
だからこそ私は、運動をまったくしていない方に対して、
「週2〜3回できないなら意味がない」
とは考えていません。
まず月2回でも始める。
そこから身体を動かすことに慣れていく。
それも立派なスタートだと思っています。
月2回を1〜3年続けている方もいる

実際、私が担当してきた50分のパーソナルトレーニングでも、月2回程度のペースで長期間継続されている方々がいます。
年齢は30〜60代で、男女ともにいらっしゃいます。
目的もさまざまで、
・運動習慣を維持するため ・フィットネスジムと並行してフォームを確認するため ・ピラティスなど別の運動と組み合わせるため
といった使い方をされています。
継続期間は1〜3年ほど。
印象的なのは、体重の増減だけに追われるのではなく、それぞれの生活の中に運動をうまく組み込めていることです。
そして、月2回にはもうひとつ面白い側面があります。
約2週間に1回、トレーナーと会うことです。
お客様から、
「次にトレーナーと会うから、少し気をつけておこう」
というお話を聞くことがあります。
パーソナルトレーニングには、運動そのものだけではなく、定期的に誰かと約束していることが生活を見直すきっかけになる側面もあると、現場では感じています。
月4回・月8回の方が向いている人もいる

一方で、月2回がすべての人に適しているわけではありません。
「今よりさらに身体を変えたい」
という方なら、トレーニング頻度を増やすことも検討した方がよいでしょう。
例えば月4回程度になると、週1回前後のペースになります。
月2回より定期的に身体へ刺激を入れられるため、身体の軽さやトレーニングへの慣れを感じやすくなる方もいます。 「まずは週1回くらいから始めたい」という方は、パーソナルジムに週1回通う場合の効果や、目的別のおすすめ頻度についてこちらの記事で詳しく解説しています。
さらに月8回程度になると、週2回前後です。
トレーナーと一緒にフォームを確認する機会も増えるため、動作を覚えたい方や、より積極的に身体づくりに取り組みたい方には向いています。
運動する機会をさらに増やし、トレーニングのフォーム習得や身体づくりに積極的に取り組みたい方は、週2回という頻度も選択肢になります。パーソナルジムに週2回通うメリットや、週1回との違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ただし、
「最初に決めた回数をずっと続けなければならない」
と考える必要はありません。
月2回から始めて月4回へ。
月8回から始めて、忙しくなったら月4回へ。
生活が落ち着いたら再び回数を増やす。
このように、その時々の目的や生活に合わせて変えていく方が自然です。
ライフスタイルは、ずっと同じではないからです。
「月2回しか行けないなら意味がない」と思っている方へ

ここは、トレーナーとして私が特に伝えたいところです。
月2回しかできないから、やらない。
そう考えているのであれば、私は「まずやってみてほしい」と思います。
身体活動には、身体だけではなく健康全般とのさまざまな関連が報告されています。
身体活動は、代謝性疾患や心血管疾患、運動器、そしてうつ・不安・ストレスなどの精神・神経領域を含め、さまざまな健康課題との関係が研究されています。
だからといって、月2回のトレーニングだけで病気が予防できたり、心の問題が解決したりすると言いたいわけではありません。
私が伝えたいのはもっとシンプルです。
「できることから身体を動かし始めることには意味がある」
ということです。
私自身、過去にバイクで交通事故に遭い、ICUに入った経験があります。
退院後、すべての環境が整ってから運動を始めたわけではありません。
その時の自分にできることから少しずつ始めました。
リハビリを重ね、身体を動かし、できることを一つずつ増やしていく。
結果として回復は順調に進みました。
もちろん、これは私個人の経験であり、事故や病気からの回復速度は状態によって異なります。治療やリハビリについては医師などの専門家の指示を優先する必要があります。
それでも、この経験から私自身が学んだことがあります。
「環境が完璧に整ったら始めよう」ではなく、「今できることは何だろう?」と考えて動き始めること。
身体を動かすと、気持ちが変わる。
気持ちが変わると、次の行動が変わる。
小さな行動から、生活全体が少しずつ動き出すことがあります。
この記事を読んでいるあなたにも、
「月2回しかできないから意味がない」
ではなく、
「まず月2回ならできるかもしれない」
と考えてもらえたら嬉しく思います。
運動を始めてもなかなか習慣にできない方は、頻度だけでなく「続かない原因」を知ることも大切です。ジムが続かない主な理由と、無理なく運動を習慣化するためのコツはこちらの記事で詳しく解説しています。
月2回なら、それ以外の日は何をすればいい?

特に急いで達成したい目標がなければ、最初からたくさんの宿題を作る必要はないと私は考えています。
むしろ運動習慣がなかった方なら、まず月2回の運動だけ始めてみる。
そうすることで、「何もしていなかった頃」と「月2回運動するようになった現在」の違いを自分自身で感じやすくなることもあります。
ただし、日常の身体活動量はぜひ一度確認してみてください。
iPhoneを使っている方なら、「ヘルスケア」アプリから普段の歩数を確認できます。
直近1か月の平均歩数を見てみましょう。
厚生労働省が成人に示している身体活動の目安は、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上、歩数では約8,000歩以上に相当します。
もし現在の活動量がこれよりかなり少ないのであれば、いきなり8,000歩を絶対条件にするのではなく、
「いつもより少し歩く」 「近い場所なら徒歩で行く」 「エレベーターではなく階段を使ってみる」
など、今より身体を動かす機会を少しずつ増やしてみてください。
体重を落としたいなら「運動だけ」で考えない

ダイエットが目的の場合は、トレーニング頻度だけではなく食事も非常に重要です。
例えばショートケーキ1個は、商品によって異なりますが300〜400kcal程度になることがあります。
食べるのには数分でも、それと同じエネルギーを運動だけで消費しようとすると、体重や運動強度によってはかなり長い時間が必要になります。
だからこそ体重を落としたい場合、
「運動したから好きなだけ食べていい」
ではなく、運動と食生活の両方から考えることが大切です。
ただし、世の中にはさまざまな食事法があります。
私は、その中でも「続けられるか」を大切にしています。
いきなり完璧な食生活を目指して3日で終わるのであれば、
「揚げ物が続かないようにする」 「間食を少し見直す」 「食べ過ぎた翌日は少し調整する」
など、自分が続けられることから始める。
運動と同じく、食事も継続できる方法を探すことが大切です。
なぜ「ちょいパ」に月2回プランを作ったのか

京都・烏丸御池の25分パーソナルジム「ちょいパ」では、月2回・月4回・月8回のプランを用意しています。
その中で、月2回という選択肢を用意した理由があります。
少しでも多くの方に、パーソナルトレーニングの魅力を届けたいからです。
私自身、トレーニングと出会ってから約17年。
振り返ると、
「もっと早く知っておきたかった」
と思うトレーニングの知識や技術が数え切れないほどあります。
正しい知識がなかったために、遠回りしたことや、身体を痛めた経験もありました。
今はSNSを開けば、トレーニングやダイエットについて大量の情報が流れてきます。
しかし、
その情報が正しいかどうかと、その情報が「あなたに合っているかどうか」は別の問題です。
マンツーマンのパーソナルトレーニングの魅力は、目の前の一人に合わせてトレーナーが直接アドバイスできることにあります。
だから私は、自分自身が約17年間トレーニングと向き合い、10年以上の指導現場で培ってきた知識や経験を、少しでも多くの方に届けたいと思いました。
ちょいパが「1回25分」という時間にした理由や、サービスを立ち上げるまでの想いについては、「なぜ25分のパーソナルジムを作ったのか?『ちょいパ』誕生までの話」で詳しく紹介しています。
そのために、ちょいパでは1回25分という短時間のパーソナルトレーニングを採用し、月2回8,500円(税込)から始められるプランを用意しています。
「25分の筋トレだけでも意味があるの?」と感じる方は、25分の筋トレでも効果はある?短時間トレーニングのメリットと続けるコツを解説で、短時間でも意味のあるトレーニングを行うための考え方を詳しく解説しています。
「いきなり週2回は自信がない」
「運動が苦手だから、まず試してみたい」
そんな方にも、パーソナルトレーニングへの最初の一歩を踏み出してもらうためです。 「パーソナルジムが初めてで、自分にもできるか少し不安」という方は、パーソナルジムの初回体験では何をする?で、来店からトレーニングまでの流れを詳しく紹介しています。 ちょいパでは、生活スタイルや目標に合わせて月2回・月4回・月8回のプランをご用意しています。
まとめ|月2回からでも、まず始めてみる

パーソナルジムに月2回通えば、すべての目的を達成できるわけではありません。
より積極的に身体を変えたい方や、フォームを早く習得したい方などは、月4回・月8回と頻度を増やすことも選択肢になります。
厚生労働省も、健康づくりのための筋力トレーニングは週2〜3日を推奨しています。
その一方で、今まで運動習慣がなかった人にとって、
0回から月2回になることは、確かな変化です。
大切なのは、「理想的な運動ができるようになってから始める」ことではありません。
今の自分にできることから始め、それを続けながら、自分に合った頻度を探していくことです。
月2回から始めてもいい。
慣れてきたら月4回にしてもいい。
もっと頑張りたくなったら月8回にしてもいい。
忙しくなったら、また回数を減らしてもいい。
あなたの生活に運動を合わせていく。
その選択肢のひとつとして、ちょいパを使ってもらえたらと思っています。
人生に25分の習慣を。


